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George Harrison「Living In The Material World」を観る [GEORGE HARRISON]

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Facebookの出現と、そこに身を置くようになったことで増々ブログというものが自分の中で距離ができたというか・・・率直に言えば長尺ネタを書く根気が無くなったというのが正解だろう。元々僕のブログは「日々の日記」という観点で書いていなかった。そういう意味ではFacebookのようなタイムリーに書きたい事や思ったことを友人中心に発信するツールとしてはありがたい。iPhoneを持った事で、よりFacebook中心になったとも言えるかな。

あとは・・・やはり「別館」を一時の感情の爆発で完全消去してしまったことへの後悔。
約4年間の思い出や調べ上げたことを一気に葬ったことはやはり一大事。
決して人気ブログだとは思っていなかったけど、多くの人達が検索したワードが、「別館」にヒットしていた事は確か。完全消去の元々の原因もそれだからね。
喜んでくれる人もいれば、陰口を叩く輩も必ずいるのは当たり前。それにイチイチ腹立てたり嘆くくらいなら公に発信するなって事ですから。
悔やんでみても、まぁ自業自得だね。


そんなことを理由に、サボりにサボったブログを久しぶりに書きたいと思います。


何故? 書く必要があるから(笑)


何を書くの? 表題通り、
George Harrison「Living In The Material World」を観た事を書きます。

しかし・・・
前フリの長さと、脱線はある意味「ウリ」なんで、どこまで本当の感想になるのか解りませんが、まぁ宜しくお願いいたします。

ジョージの伝記映画が作られるらしい・・・

こんな噂に近いようなニュースが飛び込んできたのは、もう随分前の話だったなぁと改めて調べたら、構想から完成までに、なんと6年もの歳月が費やされていた。
この6年という時間をどう考えるかは観た人の判断だとは思うが、膨大なプライベート資料(写真、ムービー、直筆メモなどなど)を提供してくれたジョージの最愛の妻オリビアとハリスン家には、ボクたちは感謝しなければならない。

残念ながら私の住む新潟では今のところ「劇場公開」の予定はないようだ。
劇場の大きなスクリーンで、ジョージを愛するファンの人達と感動を共有したいという気持ちも大きかったが、じっくり観たいという思いから考えたらDVDがやはりいいのかな。

話が少し前後するが、2011年11月の劇場公開と同年12月23日のDVD発売を前の10月初旬になんと400ページにも及ぶハードカバーのフォトブックが発売された。




George Harrison: Living in the Material World

George Harrison: Living in the Material World

  • 作者: Olivia Harrison
  • 出版社/メーカー: Harry N. Abrams
  • 発売日: 2011/10/01
  • メディア: ハードカバー




約1ヶ月遅れて、日本語版も発売となる。



素顔のジョージ・ハリスン~リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド 【初回限定版】

素顔のジョージ・ハリスン~リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド 【初回限定版】

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2011/11/11
  • メディア: 大型本





素顔のジョージ・ハリスン~リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド

素顔のジョージ・ハリスン~リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド

  • 作者: オリヴィア・ハリスン
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2011/11/16
  • メディア: 大型本




このフォトブックがスゴい!

ここに掲載された写真の殆どが、「本邦初公開」なのである。

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最近すっかり目に馴染んでしまったカバー写真からはじまり、怒濤の貴重フォトの嵐。
時代を追ってページを捲る度に初めて見る写真に唸り、また既存の写真のアングル違いにニヤリとしたり・・・とにかく素晴らしいの一言。

そして何よりも驚いたのが、ジョージ自ら撮影した写真の多さ、そしてその美しさ。

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ビートルズ時代から晩年近くまで、どの写真にも時代の息吹を感じられる。そして、
ジョージが、時代の移り変わりの中で誰と関わり、
どうその時代を過ごしたのかもよく解る。

フォトブック・・・
映像作品としての「Living In The Material World」と必ず一緒に所有するべきだと思う。
後で紹介するDVDのリミテッドエディションにも抜粋版が付いているが、やはりこのフォトブックは是非手元に置いてほしい。インポートなら2,885円でオリビアやハリスン家の
秘蔵の写真を見ることができるのだから。


ここからは12月23日に発売になったDVDの事に触れたい。

あらすじ的な事をコピペしてきても意味ないので、映画本編の内容は
映画「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」の公式サイトや
ジョージのオフィシャルサイトを見てほしい。

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その方がDVDは買ったけど、まだ観ていないという方にも親切ではないかな?
実際年末近い12月23日に届いた限定生産のDVDを開封はしたけど、時間がなくて
なかなか観れないって方・・・案外多いのではないかと思います。
時間が空いた時に少しずつ観てイイって感じではない代物。
特にジョージファンは、じっくり腰を据えて観ないとイカンと思います(笑)

僕が購入したのは生産限定5000セットの方。

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1000セットのシリアル入りではない。
何故?簡単である予約した時、5000セットの方しか無く、発売日当日近くにamazonが
突然1000セットの予約を開始し、それを知った時には届いていたから(泣)
以前なら、「お〜し!1000セットの方も買ったろうやないの!」って
速攻ポチっとしていたかもしれませんが、最近は冷静です。

で、その5000セットがどんな感じかといいますと・・・

実に開け方が厄介!それに尽きます。

まず、本体全体はビニールで丁寧に包まれ、そこから出すと今度はアクリルの筒状のケース。
これがなかなか抜けにくい。ようやく抜いた状態がコレ。

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下部に紺色のリボンが少し見えると思いますが、これが厄介だった。

「開け方が解らない!」短気な人は多分ココで箱を壊す恐れアリ。

このボックスはフォトスタンドも兼ねていてリボンを上に引くと箱のフタが下から開き、
中身がようやく取り出せる。そして後方のリボンを引くと・・・

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このようにケースが斜めに立てられる仕組み。
よく考えられているが、この状態で飾る人は・・・いるのかなぁ?

ちょっと脱線しますが最近はこういう無駄に難解だったり、無駄にデカイBoxが多い。

これもそんな厄介な箱。

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ご存知THE BEACH BOYSの「Smile Sessions」

初回生産限定の豪華ボックスで5CD+2LP+2シングルEP、豪華ブックレット、ポスター付

とにかくデカイ。左下のCDのみのデラックスエディションとその大きさを比べれば
呆れるくらいにデカイ。レコード棚に入れるのも寂しいし、かといって飾る場所もない。

豪華で付加価値が付くのは嬉しいが、規格外の寸法だったり置き場に困るのは?です。


話を「Living In The Material World」に戻します。

そんな開け方が難解な箱を開くことに成功した人が次に目にするのはコレ。

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ジョージのポートレート2枚。
そしてディスクが4枚収まったブック型ケース

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若くて美しいジョージがいい。 開くと4枚のディスクが現れます。

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左から本編Part.1、Part.2のDVDが一枚ずつ。左上がPart.1&Part.2が入ったブルーレイ。
そして今回のボックスの目玉でもある未発表のデモトラックが10曲。

1. My Sweet Lord (demo) 3:33
2. Run Of The Mill (demo) 1:56
3. I'd Have You Any Time (early take) 3:06
4. Mama You've Been On My Mind (demo) 3:04
5. Let It Be Me (demo) 2:56
6. Woman Don't You Cry For Me (early take) 2:44
7. Awaiting On You All (early take) 2:40
8. Behind That Locked Door (demo) 3:29
9. All Things Must Pass (demo) 4:38
10. The Light That Has Lighted The World (demo) 2:23

これらのトラックは日本版の発売前に10月にはUKエディションが出ていたので
YOU TUBEで早くからアップされていたので・・・つい聴いてしまったのが残念。

こうした豪華な「箱物」が発売されると、必ず現れるのが、輸入盤と価格比較したり 「本当のファンならこのボックスは絶対買うべきじゃない」
なんていう玄人なんだか素人なんだか解らん人達のコメント。

今回はUSではボックス発売なし、UKは日本より約2ヶ月早く発売されました。
価格も£73.47と日本版に比べたら確かに安い。

いつものことではあるが、こうした豪華ボックス・・・
「アレ」と「アレ」はいらないとか「ソレを省いて売れ」「儲け主義」などなど

だったら買うなよ!って言いたい。

文句のある人は買わなきゃいいだけ。簡単な事です。

こんな物質社会を天国でジョージは喜んでいない・・・なぁ〜んて言っている人達。
レコード会社の丸儲けなんてことばかり言わないで、オリビアの協力とオリビアがどんな活動をしているのかをもう一度考えましょう。 文句はその後でね。

ひとつ文句があるとしたら、日本版は価格に見合った対訳等の充実感が欲しい。
インポートのモノにペナペナの1色刷のテキストオンリーでは・・・ちと悲しいかな?

このような前置きで既にこんなスペースを取ってしまったが、
内容に深く触れることを躊躇ってしまう。
ここであらまし読まされてから観たのでは、思いも違ってきそうだし。
特に「えぇ〜!」なんて箇所は・・・やっぱ書けない。

だから、内容のあらましを知っても大丈夫という人は、上に貼ったリンクから
ストリーを読んで欲しい。そこにも結構重要なことが沢山書かれているけど。

ストリー的なことを省いた状態での個人的感想を少しだけ書きたい。

Part.1&Part.2と合わせると3時間30分に及ぶ大作ではあるが、
それでも時間が足りないくらい。 ジョージの人生だ。
特にPart.1は時系列が崩れている箇所も多い。話もビートルズ時代中心だし。
アメリカ公演の映像あたりにジョージ・マーティンのインタビューで
出会った当時の話をされても・・・違和感がある。

しかし、これはビートルズヒストリーでもないし、
ジョージの音楽性に的を絞ったものでもないし、なによりもオリビアやダーニが納得して
仕上がりに喜んでいるのだから良しとしよう。
Part.1で特に印象的だったのはスチュアート・サトクリフの恋人で写真家の
アストリッド・キルヒヘルのインタビューはすばらしい。

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時空を越えてスチュアートの亡くなった頃のジョンとジョージの心象風景を彼女が撮影さいた写真と供に上手く引きだされている。

相変わらずというか・・・ポールはジョージを愛していたといいつつ軽んじている発言も、
まぁ生々しいのかも。リンゴはやはり素晴らしい。
リンゴとジョージの交わした最後の言葉はPart.2の終盤で知ることができる。
(オフィシャルサイトに翻訳がガッツリのっているのが残念だが。)

Part.2の中盤から、ようやくオリビアが登場する。彼女が笑顔で話す

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ジョージとの思い出は、美し過ぎる。それはジョージ自身が考える「生き方、死に方」を
理解し、その上で供に生きた夫婦の美しさで溢れている。
2000年のあの忌まわしい事件を細かく話すオリビア・・・
とにかくオリビアが出てきてからの画面構成は素晴らしい。
見事にジョージとオリビアの絆が描かれている。

全編に渡って登場回数の多いエリックが語る
「あの話」やジョンから言われた「あんな事」など・・・見どころは多い。

全体を通して、ジョージのメモや日記を読み上げるのがダーニ。
スコセッシの上手さを感じたのが
とある曲が流れ、その歌詞に挟み込むように当時のジョージの怒りが折り重なるシーンは
すばらしい。これは日本語の字幕がなければ、ドキドキも半減だ。

もちろん、おちゃめなジョージも感じられる行は、トム・ペティだろう。
仲間に愛されたいという気持ちの強さと深さも感じ取れた。

いかんいかん

ドンドンと内容を書きそうなのでこの辺りで止めよう。

これは感想になるのかどうか解らないけど、このドキュメンタリーは
オリビアがスコセッシを通して知って欲しかったのは、やはりジョージの精神だろう。
薬から始まり、薬で得られない精神世界にのめり込み、あれだけ捨てたかった
物質社会へ戻り、その中での生き方、死に方を構築していった人生。

昨日、少し時間があったので「マントラ」についても調べた。
ジョージにとって心の解放へと誘う「マントラ」。
これを少しでも知っておいた方が、次にこのDVDを観る時に、
もっとジョージの思いを感じられそうな気がしたので・・・

このスコセッシ作品を何回か観たあとで、
再度「コンサート・フォー・ジョージ」を観ると、
きっとまた違った側面も見えるような気がする。
精神を高めて行く一方で、友人と過ごす時間を本当に大切にしたかった慈愛の人

ジョージ・ハリスン













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derosa84

読んでいるとどんどん観たくなってきました。
とりあえずブルーレイ購入します。
by derosa84 (2012-01-17 19:30) 

Alterna大安

deroちゃん、だから限定セット買わなダメだって!・・・って言いたいところですが、もしもう少し予算が許せるなら単品ブルーレイと、
フォトブックを買うことをお勧めします。
エリックとの関係をより深く知ることで、
ますますジョージという人間に惹かれることと思います。

by Alterna大安 (2012-01-17 19:52) 

ベアトラック

巷ではDVDのことばかりが目に付きますが、このフォトブックがそんなに素晴らしかったとは・・・
興味がわいてきましたが、帰国して落ち着いたら・・・ですね。
by ベアトラック (2012-01-17 22:04) 

Alterna大安

べアトラックさま
DVDとフォトブックは必須かもしれませんね。本当に素晴らしい時代の息吹が感じられます。おすすめですよ!

by Alterna大安 (2012-01-17 22:42) 

komakura

こんばんは。今月のギタマガは、ジョージハリスンのスライド特集です♪

食わず嫌いだった面がありましたが、この機会に音源をじっくり聴いてみたいと思いました。どこまで到達できるか分かりませんが・・・・
by komakura (2012-01-18 19:50) 

Alterna大安

komakuraさま、こんばんわ。
聴けるものがあったら是非聴いてほしいです。食わず嫌いだって人は多いと思います。なにかきっかけがあるとグッと身近になるはず。
そうそう、ギターマガジン!買わなきゃ。
by Alterna大安 (2012-01-18 20:13) 

paddies

こんにちは
夜に弱いので、なかなか時間が取れなくて(笑)
まだ1回しか観ていないのですが・・・
身近なジョージ?を感じたくなって、最近はオール・シングスのデモや74年のライブばかり聴いています。
by paddies (2012-01-20 17:42) 

Alterna大安

paddiesさん、こんばんわ。
なんとか2回観ました。
もっともっと観ないといけない!
そんな感じです。

いろんな新発見と再確認ができる
素晴らしい作品ですね。

by Alterna大安 (2012-01-22 00:15) 

ハレルヤ

jeff lynneのソロのアナログ到着。
イタリア盤でした。UK盤はでてないのかも?
かなりポールでした。

あたしはfacebookはやってないのでここにコメントしました。
オリビアの現在の旦那さんはマーティン・スコセージって知ってましたか。

by ハレルヤ (2012-10-23 11:15) 

Alterna大安

ハレルヤ様
ご無沙汰しております。諸事情によりなかなかお店に行けないのが残念(笑)たまには行きたいんだけどね。
アナログ・・・イタリアですか。イタリアがEU共通盤なんすかね?
確かにポール。元々ポール。

>オリビアの現在の旦那さんはマーティン・スコセージって知ってましたか。

ショック。知らなかった(泣)
by Alterna大安 (2012-10-23 19:39) 

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